【美白ケアにナスニン!】フライパンで簡単! 『なすの煮びたし』。

2016.9.5
連載第31回目は、前回に引き続き、抗酸化作用のある ”ナスニン” が特徴のナスを使った和の定番小鉢「なすの煮びたし」です。フライパン1つで、とても簡単にできる和食の1品です。

『なすの煮びたし』

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【旬を味わう♡ 美人レシピ♪】vol. 31

旬食材は、ナス!

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前回のおさらいとして、改めてナスについてお話しましょう。旬は7月~9月。長ナスや米ナス、京都の賀茂茄子など日本各地で数多くの品種が栽培されています。ハウス栽培で一年中手に入りますが、夏が旬のお野菜なんです!

注目すべき栄養素といえば ”ナスニン”! ナスには紫色である理由ともなっているアントシアニン系の色素ナスニンが多く含まれています。ナスニンはポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用を持っており、血栓ができるのを防いだり、コレステロールを下げたり、目の疲労を改善する効果があります。また血の滞りを解消し、全身に血をいき渡らせる効果が高いので美白ケアも期待できます!夏の紫外線でダメージを受けた肌を蘇らせてくれる力強い味方なんです♪

ほかに利尿効果も高い野菜で、体の余分な水分を排泄し、むくみを解消するのにおすすめです。むくみやすい夏には嬉しいですね!

まだまだ!ナスは生体調節機能が優れていて、特に豊富に含まれる食物繊維が、便秘を解消してくれる効果があるといわれています。ダイエットにも適したお野菜ですね。

ナスニンを始めとしたポリフェノールによる抗酸化作用が期待できる ”ナス”! また体内の余分な熱をとり、夏バテ解消にも役立つといわれている ”ナス”! ぜひ旬のこの時期に積極的に摂り入れたいお野菜ですね♡

材料はこちら!

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【材料(二人分)】

・ナス :2本
・ごま油 :大さじ1と1/2
・ショウガ :1かけ
・だし汁 :150ml ※材料は以下参照
・醤油 :大さじ4
・みりん :大さじ3
・きび砂糖  :小さじ2

・青ネギ :適量

※だし汁の材料
・昆布 :5㎝
・削りかつお :30g
・水 :1000ml

まず、下準備を始めます。~その1:鍋に昆布を入れ火にかけます。

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●鍋に水、昆布を入れて弱火~中火で煮る。

昆布はあらかじめ鍋の水に浸しておくと、昆布のうま味がより引き出せます。

まず、下準備を始めます。~その2:削りかつおを入れます。

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●沸騰直前で昆布を取りだし、削りかつおを入れ、沸騰したら弱火で1分煮出す。

まず、下準備を始めます。~その3:こします。

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●あくが出てきたら取り除き、水でぬらして固く絞ったさらし、またはクッキングペーパーで静かにこす。

これで美味しいかつおだしのでき上がりです!

まず、下準備を始めます。~その4:野菜を切ります。

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●しょうがは薄切り、青ネギは小口切りにする。
●ナスは縦半分に切り分けて皮目に3mm間隔で切り込みをいれる。

味の浸み込みをよくるすため、ナスの皮に切り込みを入れます。

まず、下準備を始めます。~その5:ナスを切り分け、水にさらします。

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●切込みを入れたらさらに縦半分に切り分け、水にさらしておく。

では作ります!まず、ナスの皮を下にして皮目から焼きます。

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●フライパンにごま油、ショウガを入れ熱します。なすの皮を下にして、フライパンに並べ、皮目から焼きます。

皮目から最初に焼くことでナス皮の色をきれいに保つことが出来ます!
高温の油で焼くことで皮面が油の皮膜で覆われ、色素が流出するのを防いでくれます。

裏返して全体に焼き色をつけます。

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●皮の部分がきれいな紫色に変わり焼き色がついたら全面を焼きます。

だし汁を加えます。

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●全体にきれいに焼き色がついたらだし汁を加えます。

調味料を加えます。

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●醤油、みりん、きび砂糖を加え、3~5分程煮込み、味を浸み込ませます。

仕上げに青ネギを散らします。

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●器に盛り付け、仕上げに青ネギを散らします。

おいしさのアレンジポイント♪

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お好みで小口切りにした唐辛子を加えて辛口に仕上げても美味しいです! その場合は調味料を加えるときに一緒に加えましょう。