連載第19回目は、森のバターとも言われている ”アボカド” です! オレイン酸やリノール酸など良質な油をたっぷり含んだアボカドで作る、とっても簡単なフィンガーフード、ブルスケッタをご紹介します!
『アボカドとツナのブルスケッタ』
【旬を味わう♡ 美人レシピ♪】vol. 19
旬食材は、アボカド!
アボカドには多くの品種がありますが、日本で売られているアボカドのほとんどはメキシコ産です。一年中出回っているものの、1番油分が多く濃厚な味わいを楽しめるのは、今の時期6月~8月と言われています。9~10月頃に出回る新ものは、油分が15~20%と1年の中で最も低く、熟しにくく、青みが強く、若々しい味わいがします。10~5月頃になると油分が標準に戻り、安定した味を楽しめ、6~8月のアボカドは油のりがとてもよく、特にねっとりとした味わいを楽しめます!
“森のバター” または “食べるバター” とも言われているほど油分が豊富なアボカド。脂肪分は、ほとんどが善玉脂質と呼ばれる不飽和脂肪酸です。なかでも、オリーブオイルの主成分としても知られる、オレイン酸が多く含まれています。これは、体内で合成できる脂質で、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を下げる働きがあり、脂質異常や動脈硬化を防ぐ効果も。また老化防止に役立つ抗酸化作用もあります!
その他、新陳代謝を高めるビタミンB6やビタミンEなどのビタミン群も豊富です! ビタミンB6は新陳代謝を促す効果があるため、皮膚の再生や美肌にとても効果があります。また、女性ホルモンを整える効果もあるため、生理前のニキビや肥満などにも効果を発揮します。一日に必要な量の3分の1が含まれているビタミンEは若返りのビタミンと呼ばれ、抗酸化作用があり、美容に欠かせない成分! 老化防止に役立ちます。また、抗ガン作用や血行を良くする働きがあるので、ビタミンB6同様新陳代謝を高め、シミ・そばかすを防ぎます。
アボカドは、女性に嬉しい効果をもたらしてくれるスーパーフルーツ! 継続的に摂り入れれば、キレイをサポートしてくれそうですね。夏はアボカドを食べて美肌を目指しましょう♡
材料はこちら!
【材料(二人分)】
・アボカド :1/2個
・レモン汁 :1/8個
・サワークリーム : 大さじ1と1/2
・ツナ :1/2缶
・トマト : 中1/2個
・紫玉ネギ :1/8個
・塩 :ひとつまみ
・コショウ :少々
・バケット :適量
・バジル :適量
下準備を始めます~その1:アボカドを切ります。
●アボカドは皮と種を除いて1㎝角に切リ、レモン汁をふりかけておく。
上手な切り方は、まず縦半分に、種に沿ってぐるっと切りこみを入れます。次に実を両手で持って、ねじるようにして半分に外します。最後に、包丁の持ち手側の角を種に突き立てて、ぐりぐりと包丁を回して種をとり外します。
アボカドは空気に触れると黒くなるので、切ったら早めにレモン汁をかけましょう!
下準備を始めます~その2:野菜を切ります。
●トマトは1㎝角に切る。
●紫玉ねぎはみじん切りにする。
では、作ります! まずは、アボカドを粗くつぶします。
●切ったアボカドをボウルに入れ、粗めにつぶします。
その他の材料と混ぜ合わせます。
●サワークリーム、水気を切ったツナ、トマト、紫玉ネギを加え混ぜ合わせます。
塩、コショウで味を調えます。
●塩、コショウでお好みの味に仕上げたら完成です。
バケットをトーストします。
●バケットをお好みの厚さにスライスし、トースターで軽く焼きます。
バケットに盛り付け、バジルを添えます。
●軽く焼いたトーストに、アボカドディップを盛り付け、バジルを添えます。
おいしさのアレンジポイント♪
今回はツナを使いましたが、ボイルしたむき海老を合わせても美味しく仕上がります♪