2016.12.18
連載第42回目は、寒い季節の代表的果物、柿を使ったレシピ。おせちに欠かせない『紅白なます』を柿とカブで仕上げました。とっても手軽にできちゃうので、ぜひお正月のひと品として作ってみてはいかがでしょうか。
『柿とカブの紅白なます』
【旬を味わう♡ 美人レシピ♪】vol. 42
旬食材は、柿!
柿の旬は10月~12月です。日本の秋の味覚の代表的な果物ですね。最近では、早生種やハウス栽培もあり、9月ごろから出回ってますが、本格的な収穫期は10月から(富有柿は11月から)で、1月ごろまでお店に並んでいます。
果物のなかでは栄養価が高く、特にビタミンC、ビタミンA、タンニン、カリウムが豊富です。まず特筆すべきはビタミンC。柿1個につき、レモン1個と同等の約100mgが含まれています。強い抗酸化作用を持つので、シミ・そばかすの肌荒れ、しわ・たみなどのアンチエイジング対策が期待でき、疲労回復にもおすすめです!
また、ビタミンAは、ウイルスに対する免疫力や抵抗力を高めて、のどや鼻の粘膜を強くしてくれるので、風邪の予防にもなります。この季節には嬉しい効能ですね。
ほかに、柿のタンニンは殺菌力が強く、消臭効果が高いことで知られています。 食後に柿を食べることで口臭を抑える効果があります。カリウムは、体内の余分な塩分を外に排出する効果があるので、むくみ解消にもひと役かってくれます。
ビタミンCとビタミンAが豊富に含まれている柿! この季節の風邪予防にぜひ積極的に摂りいれたいですね。また、乾燥で肌荒れの季節なので柿で美肌をキープしてはいかがでしょうか♡
材料はこちら!
【材料(二~三人分)】
・柿 :1/2個
・カブ :2個
・水 :250cc
・塩 :大さじ1/2
(合わせ酢)
・酢 :50ml
・白ワインビネガー :25ml
・きび砂糖 :35g
・塩 :ひとつまみ
・水 :大さじ2強
・柚子 : 1/2個
まず、下準備を始めます。~その1:カブを切ります。
●カブは皮をむき、柿と同じ大きさのくし切りにする。
まず、下準備を始めます。~その2:柿を切ります。
●柿は皮をむき、くし切りにする。
まず、下準備を始めます。~その3:塩水につけます。
●切った柿とカブは塩水に30分ほどつけておく。
塩水につけることで余分な水分を抜き、味がしみやすくなります。
まず、下準備を始めます。~その4:柚子の皮を千切りにします。
●柚子は皮に塩をこすり付けてきれいに洗い、皮の黄色い部分のみ、そいで千切りにする。
まず、下準備を始めます。~その5:柚子の果汁を絞ります。
●柚子の果汁は絞って種を取り除いておく。
では作ります! 合わせ酢を作ります。
●鍋に合わせ酢の材料を合わせ、ひと煮立ちしたら火からおろし、粗熱を除きます。
砂糖をしっかり溶かしましょう。
柿とカブはざるに上げます。
●30分ほどつけた柿とカブはざるに上げ、水気を切ります。
合わせ酢と合わせます。
●柿とカブをボウル、またはタッパー等に入れ、合わせ酢も加えます。
柚子を加えます。
●柚子の果汁と皮も加え、混ぜ合わせます。
冷蔵庫で半日ほど置きます。
●ラップ等で密閉し、冷蔵庫で半日位置いて味を浸します。
食べごろは、カブにしんなり透明感が出て柿がとろっとなったころです!
器に盛り付けます。
●彩りよく器に盛り付けます。
おいしさのアレンジポイント♪
今回は、柿とカブを合わせましたが、大根でも美味しく出来ますよ♪