2016.9.12
連載第32回目は、良質なたんぱく質や、体にとって大切な必須アミノ酸が豊富なイワシを使ったイタリア料理 ”イワシのベッカフィーコ”! 旬のこの時期に、ぜひ彼や家族に作ってみては♡
『イワシのベッカフィーコ』
【旬を味わう♡ 美人レシピ♪】vol. 32
旬食材は、イワシ!
イワシの旬は6~10月です。マイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシなど、さまざまな種類がありますが、一般的に売られているのがマイワシで、春に北上し、秋に南下します。下りイワシのほうが、脂がのっておいしいと言われています。
青魚に含まれる成分は、生活習慣病予防に役立つと言われていますが、実は美肌効果も期待できます! 代表格のイワシには、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)という成分が豊富に含まれています。これらの成分には血液をサラサラにする効果があり、動脈硬化や高血圧の人は毎日食べたほうがいいと言われているほど。イワシを食べることで血液がサラサラになり、血管年齢も若くなるので、美肌効果が期待できるのです!
ほかに、ビタミンB6も豊富に含まれています。これは髪や粘膜に必要な栄養素で、体の中からキレイをサポートしてくれます。美肌作りには、ビタミンB6も欠かせません!
イワシはDHAやEPAだけでなく、良質なたんぱく質源であり、カルシウム、ビタミンDも豊富! ぜひ旬のこの時期に脂の乗ったイワシを食べて、美肌を保ちましょう♡
材料はこちら!
【材料(二人分)】
・イワシ :8尾
・塩 :適量
・コショウ :適量
(詰めもの)
・ニンニク :1片
・オリーブオイル : 大さじ2
・アンチョビペースト :小さじ1
・ケッパー :小さじ1
・パン粉 :30g
・レーズン :小さじ2
・松の実 :小さじ2
・ローストアーモンド :4粒
(付け合せ)
・レモン :1/4個
・イタリアンパセリ :適量
・ベビーリーフ :適量
まず、下準備を始めます。~その1:イワシを開きます。
●イワシはウロコ、頭、内臓と中骨を取り、尾を残して開いておく。
●開き終えたら使う直前まで冷蔵庫にしまっておく。
イワシは包丁を使わずに手だけで下処理する ”手開き” ができます。鮮度が落ちないように手早く開きましょう! または、スーパーの鮮魚コーナーでさばいてもらいましょう!
まず、下準備を始めます。~その2:材料を切ります。
●ニンニクは皮と芯を除き、みじん切りにする。
●レモンはくし切りにする。
●イタリアンパセリはみじん切りにする。
●アーモンドを粗めに砕く。
今回は、ローストアーモンドを使っています。生のアーモンドの場合はオーブンやフライパンなどでローストしてから使ってください。
まず、下準備を始めます。~その5:オーブンを温めておきます。
●オーブンを200度に温めておく。
では作ります! まず、詰めものを作ります。
●フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れ、弱火にかけ、ニンニクにゆっくり火を入れながら香りを出します。
アンチョビペーストとケッパーも加えます。
●ニンニクがこんがり色づき香りが出たら、アンチョビペーストとケッパーも加えて混ぜます。
パン粉を加えます。
●パン粉を入れて、パラパラになるまで炒めます。
炒め終えたら、フライパンのまま冷まします。
粗熱が取れたら、レーズン、松の実、アーモンドを加えます。
●冷めたらレーズン、松の実、アーモンドを加えて混ぜ合わせます。
これで詰め物が完成です!
イワシに塩、コショウをします。
●イワシの身の部分に塩、コショウをふり下味をつけます。
詰めものを巻きこみます。
●イワシの皮を上にして詰め物を身の部分に押し付けるようにつけます。
頭の方から尾に向かって巻きます。
●裏返して頭の方から尾の方へ巻き込んで丸めます。
巻きこんだらつま楊枝でとめます。
●しっかり巻きこみ、最後につま楊枝でとめます。
オーブンで焼きます。
●オーブンシートを敷いたオーブン皿に、成形したイワシを並べ、200度に熱したオーブンで15分ほど、焼きます。
仕上げにイタリアンパセリを散らします。
●焼きあがったらお皿に盛り、お好みでイタリアンパセリを散らし、ベビーリーフとレモンを添えます。
おいしさのアレンジポイント♪
今回はイワシで作りましたが、青魚のアジやサンマでも同様に美味しく仕上がります。
また豚肉の薄切りに詰め物を巻きこんでオーブンで焼いても美味しいですよ!