連載第15回目は、健康に良いとされているるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)、美容にも嬉しいアミノ酸など、栄養がたっぷり含まれている “アジ” を使ったハンバーグです。栄養豊富でヘルシーな、女性に嬉しいひと品です!
『アジのハンバーグ』
【旬を味わう♡美人レシピ♪】vol.15
旬食材は、アジ!
アジは暖流にのって日本周辺を回遊し、季節を問わず漁獲されますが、旬の5~7月に獲れるものは小~中型で、脂ののりが良くて旨みたっぷり。一方、秋冬は大型ではありますが、旨みは劣ります。まさに旬に食べたいお魚なんです!
煮ても焼いても、お刺身でいただいても美味しいアジは、栄養がたっぷり! 青魚に多く含まれるDHAやEPAが多く含まれています。DHAやEPAは血液をサラサラにするため、動脈硬化や心臓病、脳血管障害を予防する働きがあります。ほかにも気持ちを安定させたり、アレルギー症状を和らげたりもしてくれます。DHAは、判断力や記憶力を高める作用があることから、積極的に食べるよう推奨されていますね!EPAは美肌にも高い効果が!抗炎症作用によりアトピー性皮膚炎やニキビの緩和が期待できるほか、細胞同士をつなげるのを助ける役割を持っているため、肌のターンオーバーの調整効果も。美肌を保つためにも有効ですね。
ほかにも、アジには、うま味成分であるイノシン酸やアミノ酸もたっぷり含まれています。特にアミノ酸には美容効果もあり、美肌美髪に良いとされています。アジは脂肪にも女性に嬉しい効果が! 青魚に含まれる脂肪は、不飽和脂肪酸と呼ばれます。不飽和脂肪酸はコレステロールを下げるので、ダイエット中には最適です。
そんな万能食材の ”アジ”!ヘルシーなのでぜひ旬のこの時期に積極的に摂り入れたい食材ですね♡
材料はこちら!
【材料(二人分)】
・アジ :2~3尾
・万能ネギ :4本
・長ネギ :1/2本
・ショウガ :1かけ
・味噌 :大さじ1/2
・卵黄 :1個分
・片栗粉 :大さじ1
・酒 :大さじ2
・ごま油 :適量
(照り焼きたれ)
・しょう油 :大さじ1と1/2
・みりん :大さじ2
・酒 :大さじ1
・片栗粉 :小さじ1/2
・水 :小さじ1
(薬味)
・大根 :適量
・大葉 :2枚
まず、下準備を始めます~その1:アジを3枚おろしにします。
●アジを3枚下ろしにする。
●ゼイゴ、腹骨、小骨も取り除き、皮をはぐ。
『腹→背→背→腹』の順に包丁を入れていくといいでしょう!
鮮度が大事なので手早く進めましょう。難しい場合はスーパーの鮮魚売り場で頼むと無料で下ろしてくれます。
下準備を始めます~その2:野菜を準備します。
●万能ネギは小口切りにする。
●長ネギはみじん切りにする。
●ショウガ、大根はすりおろす。
では、作ります! まずは、アジを細かくします。
●アジを細かく切り、粘りを出すように叩きます。
なめろうを作る要領で包丁でしっかり叩きましょう!
調味料を加えます。
●卵黄、ショウガのすりおろし汁、味噌、片栗粉も加え、よく混ぜ合わせる。
ネギも加えます。
●細かくしたアジをボウルに移し、薬味(万能ネギ、長ネギ)と合わせる。
小判形に丸めます。
●しっかり混ぜ合わせたら、手で小判形に形どり丸める。
では、焼きます!
●フライパンにごま油を熱し、アジハンバーグを並べ強めの中火で両面焼く。
●両面に焼き色がついたら蓋をして、3~5分焼く。
●ふっくらと中まで火が通ったら一旦バットに取り出す。
照り焼きだれを作ります。
●ハンバーグを焼いたフライパンに、しょう油、酒、みりんを入れ熱する。
●煮立ったら、水で溶いた片栗粉を加え、強火にし、とろみをつける。
アジハンバーグを照り焼きだれに絡めます。
●フライパンにアジハンバーグを戻し入れ、たれと絡める。
器に盛り付け、大根おろしを添えます。
●器に盛り付け、大葉、大根おろしを添える。
おいしさのアレンジポイント♪
今回はアジを使いましたが、イワシでも美味しく仕上がります。
さっぱりといただきたいときは、大根おろしとポン酢でいただくのもお勧めです!