梅雨が明けると暑い夏がやってきますね。今年は猛暑だとか! 連載第20回目は、夏野菜のズッキーニを使った、フランスのお惣菜ケーキ、ケークサレです! 見た目からテンションが上がる、これからの季節に食べたくなるお洒落なお惣菜ケーキです♪
『ズッキーニのケークサレ』
【旬を味わう♡ 美人レシピ♪】vol. 20
旬食材は、ズッキーニ!
ズッキーニの旬は6~9月。キュウリやナスの一種と思われがちですが、実はカボチャの仲間なんです! オリーブ油との相性がよく、炒めると栄養素の吸収率が高くなります。免疫力を上げる成分を持ち、夏風邪の予防によいと言われています。低カロリーでビタミンやミネラルが豊富、味わいはクセがなくさっぱりしているということから、夏に人気のお野菜です。
ズッキーニにはβ-カロテンをはじめ、夏に嬉しい栄養素が含まれています。まず、β-カロテンは皮膚や粘膜を強くし、乾燥肌や肌荒れを防ぐ働きがあります。また、免疫力を高める作用もあるため、風邪の予防にも威力を発揮します。他に、紫外線によるシミ・ソバカスを予防する働きがあるビタミンCが含まれています。また、ビタミンBが血液の循環を良くし、カリウムは体に溜まった余分な水分を排泄してくれるので、むくみ解消や血行促進によって美肌効果を発揮します。しかも、低糖質でカロリーも低いので、ダイエットにはもってこいのお野菜です!
美肌効果やダイエット効果など、これから暑くなる夏にぴったりのお野菜、ズッキーニ! 油で炒めることで栄養の吸収がアップするので、オリーブオイルと塩・こしょうでシンプルな調理でいただくのもお勧めです♡
材料はこちら!
【材料(パウンド型1台分)】
・薄力粉 :120g
・ベーキングパウダー :小さじ1
・卵 :2個
・牛乳 :70㏄
・ココナッツオイル :大さじ1
・オリーブ油 : 大さじ3
・粉チーズ :40g
・塩 :小さじ1/4強
・コショウ :ひとつまみ
・ドライトマト : 2切れ
・玉ネギ :1/4個
・ハム :3枚
・ズッキーニ : 1/2本+適量
・パプリカ :1/4個
・ブロッコリー :1/4房
・ミニトマト :4個
・お好みのハーブ :適量
・オリーブ油 : 適量
まず、下準備を始めます。~その1:卵と牛乳は使う30分前に冷蔵庫から出し、常温に戻します。
●卵と牛乳は使う30分前に冷蔵庫から出し、常温に戻しておく
下準備を始めます。~その2:ココナッツオイルを溶かします。
●ココナッツオイルが固まっている場合は湯せん、またはレンジにかけ、少し温め溶かしておく
下準備を始めます。~その3:ドライトマトを水に浸します。
●ドライトマトを水に浸し、戻しておく
下準備を始めます。~その4:玉ネギを炒めます。
●玉ネギはみじん切りにし、オリーブ油を熱したフライパンでしんなりするまで炒める
●別の皿に移し、冷ます
下準備を始めます。~その5:粉類をあわせてふるいます。
●薄力粉・ベーキングパウダー・粉チーズは合わせてふるっておく
下準備を始めます。~その6:オーブンを温めます。
●オーブンを180度に温めておく
●型ににオーブンシートを敷くかまたはオイルを薄く塗る
では、作りましょう! まずは材料を切ります。
●ハム・ズッキーニ―・パプリカは5㎜角に切りそろえます。
●トッピング用としてズッキーニを薄めの輪切りで4、5枚作ります。
●ブロッコリーは小房に分けます。
●ミニトマトは横半分に切ります。
●戻したドライトマトは細かく刻みます。
生地を作ります。
●ボウルに卵入れて泡立て器で混ぜます。
●牛乳・ココナッツ油・オリーブ油も加えて良く混ぜます。
炒めた玉ネギを加えます。
●さらに炒めた玉ネギ、塩、コショウも加え混ぜ合わせます。
粉類を加えます。
●粉類を加え、ゴムべらに持ち替えて切るようにさっくりと混ぜます。
ハム、野菜を加えます。
●ドライトマト、ハム、ズッキーニ、パプリカも加え、さっと混ぜます。
型に生地を半量流します。
●生地の半量を型に流し、中央にブロッコリーを等間隔で並べます。
残りの生地も流します。
●残りの生地も流し入れ、表面を軽くならします。
●ミニトマト・トッピング用のズッキーニ・パプリカも彩りよく並べ、お好みのハーブを散らします。
今回はタイムを散らしました!
温めておいたオーブンで約60分焼きます。
●温めておいたオーブンで表面がこんがり色づくまで約60分焼きます。
中央に竹串を刺して、焼き上がりを確認しましょう! 串に生地がついてこなければOKです!
粗熱が取れたら切り分けます。
●焼き上がったら型のまま冷まし、粗熱が取れたら切り分けます。
おいしさのアレンジポイント♪
今回はズッキーニを使いましたが、夏野菜のゴーヤーなど、お野菜はお好みのものでOKです!
トマトなど、水気の多いお野菜は入れ過ぎに注意しましょう!
しめじなどのきのこ類は一度炒めて水気を飛ばして加えましょう。